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おばあちゃんの薬局が、ナチュラルでおしゃれなカフに。
近くの空き店舗にお菓子工房もオープン。人、食、自然をまあるくつなぐ、カフェの輪が広がっています。
Maru Cafe(まるカフェ)
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佐久市平賀5341-1 ☎︎0267-62-8416

営業日:月〜金 11:00~16:00 土日 9:00~16:00 

          *ホームページに営業日のカレンダーご参照ください

https://maru-cafe.com/

オープン/2014年平成26年)  ​ 建物の年代/昭和

設計・施工/友人の建築家と一緒にデザインを考え、6割くらいはセルフビルドでつくった。

参考にしたいところ古い建物の柱梁の構造をそのまま見せて、壁を白くぬってモダンな感じに仕上げている。2階の一部を吹き抜けにしていることで、自然光がふんだんにはいる、解放感がある立体的な空間が生まれている。

料理道具や食器の並ぶ厨房もちゃんと見せられるようにしつらえられ、かわいいカウンター席に座って店の方とおはなしができるのもよい。2階は、乳児がいてもゆったりと過ごせるよう畳敷き。多目的スペースとしてさまざまなイベントに使われている。

大学を卒業したあと、ふるさとの佐久にもどって環境問題や食、農のことに取り組んできた奥さまの柳澤真理さんは、ご主人の零さんと一緒に、農家とつながる店づくりに取り組んできました。このお店の人気は、建物もさることながら、地域の畑から届く素材を生かした料理やお菓子が、若い世代に支持されているからでしょう。まるカフェの数軒となりの空き店舗を、お菓子製造工房としてオープンさせました。店と工房で忙しく働きながら、この3月には4人目のお子さんを出産予定というパワーにも脱帽です。

リノベーションの対するこだわりも、やはりできるだけ自然にというもの。

以下、「長野県魅力発信ブログ」からの抜粋です。

「もともとこの場所で祖母が薬局をやっており、そのあとお花教室、ピアノ教室などをやっていました。お店を始めようとしたときは物置になっており、とてもお店になるような見栄えではありませんでした。当初、畑の真ん中にお店を構える、などの夢がいろいろあったのですが、資金にも限りがあり(笑)。どうしようかなと考えていた時に、近しい方がここでやればいいんじゃないかと言ってくださり、とりあえず片付けから始めました。片付けるうち、風が入り、光が入ってみると、建物の印象が変わり、意外といい感じになってきて。そこから友人の建築士に居候してもらいながら一緒にデザインしました。当初は天井があってかなり圧迫感があったのですが、天井を抜いて開放感を出し、土壁も新しく自分たちで塗りました。6割くらいは自分たちで店作りしましたね。食べ物と同じで自然素材を使い、材木屋さんから木を調達し、川から石を拾うなどして、土に返るような建物を目指して作っています。いらっしゃった方が、なんだか落ち着く、なんだか暖かいと言ってくださるのは、身近にあるものを使っているからかもしれません。また、テーブルや、店の前にあるオブジェ、器、カーテンなどのインテリアも、人のつながりを通して作っていただいたものです。」

長野県魅力発信ブログ https://blog.nagano-ken.jp/saku/foods/13518.html

マルカフェのある平賀地区は、古い建物がたくさん残っており、店をやりたい若い人もいるので、できればそれらがうまくつながって、地域がげんきになっていくとよいと考えているそうです。

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​*お二人の写真は、長野県魅力発信ブログより参照させていただきました。

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