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畑つきの築100年の農家を、農業体験もできる民泊に。ほぼ借りたそのままの形でお金をかけずに開業したゲストハウス。昔の農家の暮らし体験に、国内外問わず人が訪れる。
農園ゲストハウス おみやど
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東御市海善寺495 ほぼ年中無休で営業

☎︎0268-55-6195  9:00〜22:00(出られない時もあり)

http://omiyado.com

オープン/2018年(平成30年)  ​ 建物の年代/大正5年

設計・施工/ほとんど手を加えずにそのまま使っている

参考にしたいところ田の字型の伝統的な農家の間取りで、引き戸によって広く使うこともできる。畑ごしに遠くの山並みが見渡せる「えんがわ」「にわ」は、農家ならではの魅力。

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この宿を開いた宮下広将さんは、1981年生まれの横浜出身ですが、お父さんの実家の上田市に小さい頃から来ていたそうです。東北大震災を機に田舎への移住を考えるようになり、脱サラし、旅を経て小諸に移住。そこでこの古民家の家主さんと出会い、借りられることに。折しも2018年7月に民泊新法が施行され、民泊として届け出をしてゲストハウスのオープンに至りました。
宿の運営はほとんど宮下さんがこなしており、奥様が女性ならでは観点で細かなところをフォローされています。
建物には手を加えずにそのままで営業。食事は出さないので、保健所への届け出もいりませんでした。でもゲストが宮下さん家族と一緒に食事をつくって食べる、ということはできるそうです(材料費はいただいて)。冬は鍋、夏はバーベキューなど、コミュケーションを取りながら一緒に準備から片付けまで楽しむスタイルが受けているそうです。
この家の家主さんは「誰か畑と家を管理してくれないか」と思っていたので、比較的安く借りることができたとか。ただし、家主さんが置いておきたい家財もあったので、一部屋は納戸として家主さんが使っているそうです。
健康や環境問題にも関心の高い宮下さんの畑は、自然農法で無農薬作物。持続可能な体に優しい農業を体験したい方にはうれしい宿です。移住地探しの拠点宿として、宮下さんにいろいろ相談しながら連泊するゲストもいるそうです。
営業形態としては他に、貸切での宿泊、各種イベントの開催、昼間の貸しスペース利用なども行っています。空いている時間と場所を有効活用するように色々と模索しています。
宮下さんは、もっと空き家活用が広がるとよいと考えており、民泊や空き家活用を考えている人の相談も受けられるとのことです。

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