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参考にしたい!
古民家・空き家再生の店&宿 @ 信州・小諸佐久周辺
ワイン特区小諸。一軒家を使った小さなワイナリー&ワインカフェ&ゲストハウス。
城下町の町並みと駅から近い「地の利」が強みです。
アンワイナリー&ステイ
ワイナリーショップ営業時間 週末の11:00から16:00
オープン/ワイナリー2018年12月、ゲストハウス 2019年3月
建物の年代/昭和 不動産/賃貸
設計・施工/オーナーの松村清美さんが概ねのプランを考えて、大工の宮坂繁さんと色々相談しながら改修工事をしてもらった。
参考にしたいところ/小さい建物ながら、ワイナリー、飲食店、ゲストハウスとして使っている。大工さんと知恵を出し合いながら、空間の利用や工事費を抑える方法について、さまざまなアイデアが生まれている。
アンワイナリーは、小諸宿の本陣の近く、小諸駅から徒歩5分にあります。
オーナーの松村さんご夫妻は、2015年春から小諸の糠地で畑を借りてりんごとワインぶどうの栽培を開始。2016年にりんごの発砲酒「anneシードル」を発売、2018年12月からこのワイナリーで自家醸造のシードル、ワインの製造を行っています。
本当は古民家がよかったが、うまくみつからず、ここにしました。大工さんは、畑のある地区・糠地で蝶のガーデンをつくっている宮坂さんで、いろいろ古い建具なども持ってきてくれたり、間仕切りなどを簡単に増設する工夫をしてくれたり、一緒に考えながらつくることができたそうです。
「駅近くにこだわったのは、店で飲んでいただくためには歩いてこれるところが条件になり、またゲストハウスとしても有利だから」とのこと。ゆくゆく本陣問屋場が公開されれば、観光的にもかなり有利になりそうです。
入り口の部屋が試飲スペースになっていて、週末の土日、祝日に醸造施設の見学(要予約)とあわせて、ワイン、シードルをグラスで楽しめます。
リビング奥の部屋を厨房に改造して飲食(軽食)の許可もとり、簡単なおつまみを出しています。
そしてこの部屋は、夜はゲストハウスのリビングになります。客室は2階に2部屋。もとは続いていた和室の間に廊下をつけることで、2組が入った時もプライベートが守れるようになりました。
*小規模ワイナリーについて
法律では最低6000Lを製造できる施設でないとワイナリーの認可はとれないのですが、小諸はワイン特区となっているので最低2000Lでよいそうです。
アンワイナリーは、シードルとワインで4000Lが製造できるそうです。
「たくさん製造しないとコスト的には割高になるけれど、自社醸造ということでブランド力がつくし、自分がつくりたい商品を作れます」と松村さん。
*ゲストハウスの営業について
「国際的な旅行予約サイトのAIRBNB(エアビーアンドビー/通称エアビー)に登録したら、外国人を含むいろいろなお客様が来るようになりました。軽井沢に通う人が多いように思いますが、小諸を歩く方もいます。特に欧米の方は、古都が好きだと思います。布引くらいは、平気で歩いてしまいます。
中国語圏は、台湾、香港、中国の人が多いです。パソコンの自動翻訳機能を使って、メールの返信をしたり、会話することもあります。
お客様は夫婦など2人連れが多いで、いいお客様ばかりです。
エアビーは、お客様もこちらを評価しますが、こちらもお客様の評価ができるので、双方とも評価を落とさないようにしようとします。
また、近所の方でお盆や正月に子供が集まっても、狭くて泊まれないので、宿泊だけここでという方もいらっしゃいます。」
【営業案内/ホームページより】
ここでは、ワインとシードルの醸造施設の見学(要予約)、ワイン、シードルの有料試飲ができます。宿泊も予約でお受けします。
土日祝日営業(不定休)11:00〜16:00
古民家を改築していますので、昔の実家に帰ったような雰囲気です。
客室は2階、浴室は1階になります。
階段がやや急ですので、70歳以上のお客様はご遠慮いただいたほうがよろしいです。
徒歩3分のホテルのお風呂、車10分~の周囲に温泉が豊富にございます。
和室二間。1日1組(2~5名様まで)限定です。
お一人様のお客様、また、宿泊のお客様の状況により、ドミトリー(相部屋)でご相談させていただくこともございます。
下記価格でお泊りいただけます。
(一泊料金)3500円/人(税別)、素泊まり(お食事なし)
〇下記の期間、冷暖房費、一泊1000円/部屋をいただきます。
夏7月20日から9月20日まで、冬12月1日から2月末まで
リビングから、ワイナリーが見えるようにのぞき窓をつけた。
松村さんとアルバイトの学生さん
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