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商店街が借主となり、補助金で整備し、テナントを入れた食堂。家具デザイナーの手がけた内装がおしゃれ。
三月九日 青春食堂
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佐久市岩村田762-5 ☎︎0267-68-1139 

日曜、月曜定休

営業時間 昼 11:30~14:00 夜 18:00~22:00

http://www.seisyun39.com

オープン/2011年平成23年)  ​ 建物の年代/大正時代の裁判官の官舎。

設計・施工/岩村田本町店街振興組合が借りて、補助金を使って改修。デザインと施工は、小諸のデザイン工房のジオパラダイスに委託。改修後に、テナントを入れている。

参考にしたいところ間仕切りの壁をかなり取り払って、開放的な空間となっている。伝統構法の家は、壁が取りはらえる自由度が高い。細い鉄棒をつかった造形的なデザインなど、木と鉄を主体とする家具工房ならではのしつらえが随所に見られる。補助金でつくられた施設にはめずらしく、デザイン性を感じさせる。セルフビルドの古カフェの味わいとは違った、デザイナー主体のリノベーションの例。

岩村田本町商店街の一角に残されていたこの建物の再生を、店街振興組合が空き店舗活用の事業として取り組みました。

デザイン工房のジオパラダイスは、鉄と木の家具などを製作する工房で、細い鉄による造形的なデザインが特徴的。このリノベにもその技がいかんなく発揮され、家具もおしゃれです。

 

現在テナントで入っている店主の方に、建物の感想を聞いてみました。

「釘は使っていない伝統建築。リノベーションの前から、リビングは吹き抜けだったらしいです。建物が少しゆがんでいるらしく、すきまがあって、冬は寒い。開放的な分、灯油代が大変。クーラーはなく、扇風機を回しているが、夏は暑いですね。でも、借りているものなので、これでやっていきます」とのことです。

店の名前は、佐久在住のコピーライターさんが名付け親で、サク、とサンキューと、レミオロメンの3月9日をかけたそうです。

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​*この写真は、三月九日青春食堂のホームページより参照しました

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