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古い商家の素材感、陰影を大事にした、アートなしつらえ。こだわりのパン。この店を愛するスタッフの手で創意が重ねられ、柳町の魅力として醸成されてきています。
ルヴァン 信州上田店 
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上田市中央4-7-31 ☎︎0268-26-3866

定休日  水曜と第1木曜  営業時間 パンの販売 9:00-18:00
カフェ 10:00-17:00(L.o.16:30) 

https://uedalevain.exblog.jp

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オープン/2004年平成16年)  ​ 建物の年代/江戸時代の商家

設計・施工/オーナーが友人の建築家といっしょにデザインを考えた。

参考にしたいところ1階がパン工房と店舗、2階がイートインの居間。高いところの壁にガラス戸をつけ光を取り込んでいる。2階の吹き抜けにつけたレロトなガラス戸は、風通しが調整でき、デザイン的にも雰囲気がある。

明かりは電球が主で、それが空間の陰影を深くしている。古民家の味わいを損なわない古材や土などを用いて、アート性、遊び心がふんだんに盛り込まれたリノベーションを行っている。古道具や古建具、古材がいい味を出している。

隣の蔵をカフェとして改修し、パン屋とつないでいる。開口部をガラス張りにして、隣の岡崎酒造の建物と庭を借景とした「庭の床の間」を設けている。

隣家の協力があってのものだが、宿場町の商家の奥の豊かな空間をうまく生かした見事な演出となっている。

この店は、東京の自家製酵母パンの草分け的なパン屋・ルヴァンの上田店です。オーナーの甲田幹夫さん(70歳)は柳町の出身。町並みが壊れていくのに心を痛めていた折、岡崎酒造の先代社長にさそわれて、出店を決めたそうです。

かまどのある土間にパンが並び、2階の畳のカフェでゆっくりと味わうこともできます。甲田さんの「人と人をつなげたい」という思いから、このスペースでライブや映画上映、クラフト展示などもおこなっているそうです。

隣の蔵がカフェになっていて、こちらは夜まで営業しています。店とも扉ひとつでつながっています。こちらは蔵ゆえに開口部が限られていますが、そこから見える隣の庭が印象的です。スタッフの方により、床の間のように生花をしつらえてありました。和テイストのオブジェがしつらえられていました。

スタッフのみなさんがこの店を愛する気持ちが伝わってきます。

カフェ部分(隣の町屋)
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